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特集 周産期から広がるファミリーセンタードケア
NICUでのファミリーセンタードケア
ファミリーセンタードケアを母乳育児支援の視点から見直す
本田 義信
1
HONDA Yoshinobu
1
1いわき市医療センター未熟児・新生児科
pp.875-877
発行日 2026年8月10日
Published Date 2026/8/10
DOI https://doi.org/10.24479/peri.0000002800
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はじめに
本稿では母乳育児支援の視点からファミリーセンタードケアを考え直す,をテーマとしている。NICUでの母乳育児支援については多くの総説があるので,それを参考にしてもらいたい1〜3)。母乳育児を推進するためのポジショニングやラッチ・オンに関しても多くの総説がある。なかでも,赤ちゃん自ら乳房に吸いつく能力を尊重した「赤ちゃんがリードするラッチ・オン(ベビーレッドラッチ)」は,「母が母乳を赤ちゃんに授ける(授乳する)」という母親中心の考えではなく,赤ちゃん自身がリードして乳房に吸いつき,赤ちゃんが中心になって自ら母乳を吸い取ることを大切にする考え方である。これはケアの中心に何を置くのか,というファミリーセンタードケアを考えるうえでも参考になる。ベビーレッドラッチについても十分な理解と学習を深めてほしい4)。

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