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特集 耳鼻咽喉科医が知っておくべき免疫疾患
【鼻・副鼻腔領域の免疫疾患の病態と治療】
アレルギー性鼻炎
川島 佳代子
1
Kayoko Kawashima
1
1大阪はびきの医療センター耳鼻咽喉・頭頸部外科
キーワード:
Type 2炎症
,
local allergic rhinitis
,
アレルゲン免疫療法
Keyword:
Type 2炎症
,
local allergic rhinitis
,
アレルゲン免疫療法
pp.1306-1310
発行日 2026年10月1日
Published Date 2026/10/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000002370
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- 参考文献 Reference
はじめに
アレルギー性鼻炎は,耳鼻咽喉科診療で最も頻繁に遭遇する免疫疾患の一つである。単なる「くしゃみ・鼻漏・鼻閉の疾患」ではなく,鼻粘膜を主座とするI型アレルギー反応を基盤としながら,上皮バリア,局所免疫,神経反射,さらに気道全体の炎症が複雑に関与する慢性炎症性疾患として理解されている。「鼻アレルギー診療ガイドライン2024年版」1)では,症状,重症度,病型,合併症を総合的に評価し,免疫疾患としての病態を踏まえて診療することの重要性が示されている。またARIA/EAACIにおいても,アレルギー性鼻炎は生活の質,睡眠,学業・労働生産性,喘息管理に影響する疾患として位置づけられている2)。

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