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尿細管トランスポーターの機能制御と疾患治療-トピックス
細胞間隙を介したマグネシウム輸送と異常
五十里 彰
1
1静岡県立大学 薬学部生体情報分子解析学分野
キーワード:
Henle係蹄
,
Magnesium
,
生物学的輸送
,
変異
,
リン酸化
,
Calcium-Sensing Receptors
,
細胞外空間
,
低マグネシウム血症
,
尿細管再吸収
,
Claudin-19
,
Claudin-16
Keyword:
Biological Transport
,
Extracellular Space
,
Loop of Henle
,
Mutation
,
Phosphorylation
,
Receptors, Calcium-Sensing
,
Renal Reabsorption
,
Claudin 16
,
CLDN19 Protein, Human
,
Magnesium
pp.181-186
発行日 2013年7月1日
Published Date 2013/7/1
DOI https://doi.org/10.19020/J02201.2013285818
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
低マグネシウム血症の患者において,腎尿細管のヘンレ上行脚に発現するクローディン-16とクローディン-19の遺伝子に変異が見つかった.培養細胞を用いた発現実験において,クローディン-16は細胞間隙を介したマグネシウム透過性を亢進したが,変異体はタイトジャンクションに分布できず,マグネシウム透過性が低下した.また,クローディン-16の細胞内局在の調節において,プロテインキナーゼAや細胞外シグナル伝達キナーゼによるリン酸化機構が関与することが明らかになった.高血圧や糖尿病などの生活習慣病と低マグネシウム血症との関連が指摘されている.今後,マグネシウム輸送体の発現や細胞内局在の変化と病態との関係を解明する必要がある.

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