Japanese
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特集 肥満と整形外科疾患
肥満症診療の最前線―整形外科医が知るべき最新治療―
Frontiers in obesity management;latest treatments orthopaedic surgeons should know
齋藤 昌大
1
,
薄井 勲
1
,
中川 正敏
2
,
高畑 雅彦
3
,
小嶋 一幸
2
,
麻生 好正
1
Masahiro SAITO
1
,
Masatoshi NAKAGAWA
2
,
Masahiko TAKAHATA
3
1獨協医科大学,内分泌代謝内科
2同上,上部消化管外科
3同上,整形外科
キーワード:
Obesity
,
Anti-obesity medications
,
Bariatric surgery
Keyword:
Obesity
,
Anti-obesity medications
,
Bariatric surgery
pp.827-832
発行日 2026年6月1日
Published Date 2026/6/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000003845
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- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨:肥満症は単なる体重過多ではなく,肥満に起因または関連する健康障害を伴い医学的介入を必要とする慢性疾患である。日本肥満学会は肥満症の診断に必要とされる11の健康障害を定義しており,変形性関節症や変形性脊椎症などの運動器疾患も含まれる。脂肪組織の量的変化に加え,内臓脂肪由来の慢性炎症や代謝異常など質的変化が全身の臓器に影響を及ぼす。関節・脊椎疾患の発症・進展にも,脂肪組織の量的・質的変化の両者が関与する。肥満症治療の目的は単なる減量ではなく,肥満に関連する健康障害およびそのリスクを改善することで肥満症をもつ人の生活の質(QOL)を改善させることにある。近年,GLP-1受容体作動薬やGIP/GLP-1受容体作動薬など新規薬剤を用いた薬物療法,ならびに減量・代謝改善手術の進歩により,肥満症は積極的に治療すべき疾患となっている。整形外科診療においても肥満症を治療対象として捉え,積極的に介入する視点が重要である。

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