Japanese
English
症例
プラスチック製メガネの鼻当て部に生じたニッケルによるアレルギー性接触皮膚炎の1例
Allergic contact dermatitis caused by nickel on a nosepiece of plastic spectacles
飯島 茂子
1
,
村山 佳代
1
,
髙山 典子
1
,
石村 豊
2
,
佐々木 和実
2
Shigeruko IIJIMA
1
,
Kayo MURAYAMA
1
,
Noriko TAKAYAMA
1
,
Yutaka ISHIMURA
2
,
Kazumi SASAKI
2
1はなみずきクリニック,皮膚科,牛久市
2製品評価技術基盤機構,バイオテクノロジーセンター
キーワード:
プラスチック製メガネ
,
鼻当て
,
アレルギー性接触皮膚炎
,
ニッケルアレルギー
,
ニッケル規制
Keyword:
プラスチック製メガネ
,
鼻当て
,
アレルギー性接触皮膚炎
,
ニッケルアレルギー
,
ニッケル規制
pp.1129-1132
発行日 2025年8月1日
Published Date 2025/8/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000005327
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- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
43歳,女性。プラスチック製メガネ購入5カ月後より,左鼻当ての当たる皮膚に一致して浸潤性紅斑が生じた。鼻当てシリコンゴムのパッチテストは左右とも陽性,金属パッチテストでニッケル陽性,鼻当てシリコンゴム皮膚側の金属測定(蛍光X線分析法)にてニッケルのピークが検出され,シリコンゴム表面から検出された化粧品成分のパッチテストは陰性であった。以上より,汗や皮脂などによって鼻当ての金属からニッケルが溶出した結果発症したニッケルによるアレルギー性接触皮膚炎と診断した。本邦でのニッケルアレルギーは増加しており,欧州のようにニッケル含有製品の規制が必要だと考えた。

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