Japanese
English
特集 患者をみる,処方を解く 咳アセスメント
実践! 咳アセスメント③ 痰が増えてきた咳
原田 桂作
1
,
川上 莉奈
1
,
宮﨑 晶
1
1北九州市立八幡病院 診療支援部薬剤課
pp.947-952
発行日 2026年5月5日
Published Date 2026/5/5
DOI https://doi.org/10.15104/ph.2026060014
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Key Points
市中肺炎の原因微生物は,細菌よりもウイルスが多い.市中肺炎は,主に肺炎球菌肺炎,インフルエンザ菌肺炎,モラクセラ菌肺炎,黄色ブドウ球菌肺炎,誤嚥性肺炎,マイコプラズマ肺炎,ウイルス性肺炎である.
咳嗽に喀痰が伴うかどうかで湿性咳嗽と乾性咳嗽に分けられ,発症から3週間未満の急性咳嗽の原因としては感染性病態を考慮し,発症から3~8週間の遷延性咳嗽は感染後咳嗽を考える.
咳嗽はほとんどすべての呼吸器疾患が原因となりうるため,胸部X線,CT,喀痰検査,肺機能検査,呼気NO検査などを活用する.
慢性閉塞性肺疾患(COPD)の薬物治療ではまず長時間作用性抗コリン薬(LAMA)を導入し,増悪や症状のコントロールが得られない場合にLAMA/長時間作用性β2刺激薬(LABA)を考慮する.
感染性肺炎・COPDともに鎮咳薬の処方は慎重に行う.

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