Japanese
English
研究のあゆみ
クラミジアに関する研究
Study on Chlamydia
東 昇
1
Noboru Higashi
1
1京都大学ウイルス研究所
pp.241-253
発行日 1976年6月15日
Published Date 1976/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425903127
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
私は1957年クラミジアの研究を始めた。それ以前は,リケッチア,ポックスウイルスに関する研究に従事していた。前者においては形態,増殖の電顕的研究および発疹チフス・ワクチンづくりに従事し,後者においてはエクトロメリアウイルス,ワクシニアウイルス,バリオラウイルスなどを材料として,ビリオンの分子的構築,ウイルス増殖の電顕的研究を行なつた。
私どもの研究は"Progress in Medical Vlrology"(ed.J.L.Melnick)vol.2(1959)に"Electron Microscopy of Viruses in Thin Sections of CeHs Grown in Cul—ture"として発表された。培養細胞系を使つてウイルスの一段増殖実験と平行して,ウイルス増殖を定量的に電顕的に研究した最初のものであり,その後この方法は世界各国においてこの種のウイルス研究に踏襲されることとなつた。1960年2月,ウイルス学の泰斗オーストラリア国立大学のFrank Fennerより私に寄せられた手紙はこの間の事情を明らかにしているので下に掲げる。

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