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特集 内科医が診る救急疾患,マイナー疾患
2.創傷処置①:創傷解剖学・生理学および創傷処置の実践—治癒過程を頭に入れておき,自分なりの創処置法を確立しよう
井上 哲也
1
Tetsuya INOUE
1
1練馬光が丘病院 総合救急診療科 救急部門
pp.239-262
発行日 2026年7月1日
Published Date 2026/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.218804090130020239
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本稿では,創傷処置の基本となる皮膚の構造と創傷治癒の過程,ならびにホスピタリストとして何を行うべきかを概説する。
創傷処置については,臨床では同じ創が2つと存在しない以上,数値化して比較検討できる評価方法は少なく,成書で推奨されているプラクティスも小規模の観察研究やエキスパートオピニオンに基づくものが多いため,エビデンスを示すことは難しい1)。したがって,本稿や成書などを読んでいただいたうえで各人が工夫実践し,フォローアップを行いながら自分なりの創処置法を確立する,といった帰納法的な思考法を柔軟に用い,弁証法的に技術を進歩させていくことが肝要と考える。

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