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臨床医からの質問に答える
SGLT2阻害薬はどのような尿検査項目に影響を与えますか.
神山 恵多
1
1群馬大学医学部附属病院検査部一般検査室
pp.1360-1363
発行日 2021年12月1日
Published Date 2021/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543208569
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はじめに
ナトリウム・グルコース共役輸送体2(sodium glucose cotransporter 2:SGLT2)阻害薬は,腎糸球体で濾過されたグルコースが近位尿細管において再吸収される過程,すなわちSGLT2を選択的に阻害し,尿中にグルコースを排泄させ,インスリンに依存せず血糖値を低下させることができる糖尿病治療薬です(図1).しかし,血糖値を下げる反面,尿中に高濃度のグルコースが排出されることにより,尿路・性感染症や多尿による脱水症状などの副作用をきたすことが知られています.
そこで,尿中に高濃度のグルコースが排出されることに着目し,尿検査にどの程度影響を及ぼすのか,検討結果を踏まえ解説したいと思います.

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