Japanese
English
基礎から応用へ
基質濃度と活性度
降矢 熒
1
,
降矢 震
2
1東京女子医大生化学
2千葉大検査部
pp.25-28
発行日 1975年11月1日
Published Date 1975/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543200909
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、25ページから28ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
同じ酵素量でも,基質濃度を高くすると高い活性度が得られるのが普通である.低濃度では活性度は濃度に比例して高まる.しかししだいに濃度を高めてゆくと,その割合には活性度は延びなくなり,ついには頭うちになってしまう.試料中の酵素活性度を測るにはこの極大値を求めるのが望ましい.十分に高い基質濃度で測れというのはこのためである.さりとて必要以上に高濃度で測る必要もない.時としてかえって活性度の低下を来すこともある(基質過剰による阻害).しかし実際には基質の溶解度に制限があり,極大値を得るほど高められぬことのほうが多い.このような時にも極大値を算出することができる.
極大値に近い値が得られる基質濃度は,酵素の種類と用いる基質によってはなはだしく異なることも多い.酵素基質の親和力の相違による.また同じ測定法で測っても,この親和力に変化を与える物質が共存すれば違ってくる.近ごろ検査室でも使われるようになったMichaelis定数(Km;酵素基質解離定数)*とはこの親和定数の逆数である.本稿ではこのKmと,極大速度(V)についての簡単な説明と,その測定法について述べる.

Copyright © 1975, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

