Japanese
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技術解説
Mycoplasma pneumoniae,肺炎ミコプラズマの補体結合反応
海老沢 功
1
,
北本 治
1
,
中村 昭司
1
,
佐藤 民雄
2
1東大医科研内科
2東京国税局市が谷診療所
pp.717-720
発行日 1968年10月15日
Published Date 1968/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542916491
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
Mycoplasma pneumoniae肺炎ミコブラスマ(Chanockら,1963)の肺炎病原体としての役割は,すでに米国をはじめ世界各国の研究者によって認められている。いわゆる原発性異型肺炎を含めた肺炎患者のうち,肺炎ミコプラズマによるものは,対象となった集団や検査方法によってかなりのひらきがあり,20%(Forsythら,1965),30-46%(Kingstonら,1961),より68%(Chanockら,1961)という数字が,米国の海軍初年兵について報告されている。一般市民の間では16%(Janssonら,1964),38%(Andrewsら,1965),50%(Cookら,1960)という数字が出ているが,医科研においてわれわれが集めている症例は,だいたい30%ぐらいである。この頻度は,他の既知のウイルスによるものよりはるかに多く,肺炎ミコプラズマの病原体としての重要性を如実に示すものである。
さらにこの病原体による肺炎は,年間を通じほとんど常時経験されるので,臨床家にとって大事な疾患であると同時に,検査室においても,早晩,ルーチンの検査対象としなければならないものである。

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