Japanese
English
特集 先端技術と臨床検査
Ⅰ画像診断
6電磁図—1脳磁図
上野 照剛
1
Shoogo UENO
1
1九州大学工学部電子工学科
pp.1209-1213
発行日 1986年11月1日
Published Date 1986/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542913122
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、1209ページから1213ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
●はじめに
脳の電気活動に伴う脳内イオン電流は脳波を生成すると同時に,非常に微弱ながらも磁場を頭のまわりに誘起させる.これを高感度磁気センサーで測定したものが,magnetoencephalogram(MEG)である.MEGは脳磁場,脳磁界,あるいは脳磁図とも呼ばれ,まだ統一した呼び名は定着していないが,ここでは脳磁図ということにしよう.
磁場の大きさを表わすのに,単位面積を貫く磁束の数,すなわち磁束密度Bを用いる.単位はT(テスラ)で1T=1Wb/m2(Wb;ウェーバー)である.地磁気が0.5×10−4T,都市の磁気雑音が0.2×10−6T程度であるのに対して,脳磁図は10−12T=1p(ピコテスラ)のオーダー,誘発脳磁図はさらに1桁小さい0.1pTのオーダーである.私たちのまわりの空間のノイズレベルの百万分の1以下の弱い磁気信号を検出するのはそんなに容易なことではないが,1968年Cohenが加算平均で初めてアルファ波の磁場の検出に成功し1),さらに,1972年CohenがMITの磁気シールドルームで,Zimmermanが試作したSQUID磁束計(superconductingquantum interference device)によって加算平均することなく自発脳磁図を測定することに成功した2).これを契機として世界数十か所の研究機関で生体磁気計測の研究が行われるようになった.

Copyright © 1986, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

