Japanese
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これからの臨床検査の動向・4
臨床化学検査
坂岸 良克
1
Yoshikatsu SAKAGISHI
1
1埼玉医科大学生化学教室,中央検査部
pp.1185-1191
発行日 1985年10月15日
Published Date 1985/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542912693
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はじめに
臨床化学検査の内容が化学分析から成ることは否めない.血液(血清)を主とする生体成分を化学的に扱うことは,いわゆるAvogadro数に基づく分子,原子,イオンの数を数えることであり,その操作は明らかに定量分析である.
1モル濃度(mol/l)の溶液1ml中には6,023×1020個の分子あるいはイオンが存在するはずであるから,電解質のバランスはNa+,K+,Ca2+,Mg2+の合計を陽イオン量(mEq/l)とし,Cl-,HCO3-,HPO24-,NO3-,NO2-,蛋白質,有機酸量(mEq/l)との差から判定してきた.これをmg/dlの単位で比較したのでは,まったく比較のしようがないのである.

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