Japanese
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カラーグラフ
異型リンパ球
寺田 秀夫
1
1昭和大・臨床病理
pp.734-735
発行日 1970年8月15日
Published Date 1970/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542906858
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- Abstract 文献概要
風疹,麻疹などをはじめとする小児のウイルス疾患,伝染性単核症,そのほか抗原抗体反応の起こっている疾患の末梢血に,リンパ球のようでもあり,単球にも似ており,ときには形質細胞のようにもみえる細胞がしばしば出現する.これらの細胞を異型リンパ球(以下‘異リ’)またはウイルス疾患に出やすい点からバイロサイト(virocyte)とも呼ばれる.‘異リ’の形態学的特徴については,見る人によって多少の主観の差が免れないが,ライトまたはギムザ染色上では次のごとくである.①大きさは普通のリンパ球よりも大きく15—20μ程度のものが多い.②細胞質の好塩基性が強いが,単球様のものは淡青色を呈する.③核は不正形のものが多いが,ほぼ類円形のものもある.④核小体など芽球様特徴を有するものもある.
‘異リ’の分類については一般にはDowneyの記載のごとく,大リンパ球様,単球様,形質細胞様の3つの型に分けるが,これら各型の間にはもちろん移行型があり,‘異リ’を正確に分類することは困難である.
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