Japanese
English
今月の主題 多発性内分泌腫瘍症(MEN)
臓器別病態検査
副腎・膵
河合 紀生子
1
Kioko KAWAI
1
1長崎市立市民病院病理科
キーワード:
褐色細胞腫
,
副腎髄質過形成
,
副腎皮質過形成
,
膵内分泌腫瘍
Keyword:
褐色細胞腫
,
副腎髄質過形成
,
副腎皮質過形成
,
膵内分泌腫瘍
pp.784-789
発行日 1998年7月15日
Published Date 1998/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542903784
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
多発性内分泌腫瘍症(MEN)は,複数の内分泌臓器に発生する腫瘍(あるいは過形成)の特定の組み合わせによって,MEN1, MEN2A, MEN2Bに分けられており,副腎や膵はその主要な病変を構成する.副腎では髄質と皮質にそれぞれ,腫瘍,過形成がみられ,髄質に発生する褐色細胞腫はMEN2の代表的腫瘍である.膵内分泌腫瘍はMEN1において,下垂体腫瘍や副甲状腺腫瘍(過形成)とともに病変の主体をなし,腫瘍から分泌されるホルモンの種類,量によって,さまざまな病態を呈する.これらの病変は,両側性,多中心性に発生し,同時性あるいは異時性に出現することなどが特徴で,悪性はまれである.以下,MENにおける副腎,膵の病変と病態像について,文献の報告を参考にしながら,病理学的立場から解説したい.

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