Japanese
English
今月の主題 臨床検査情報処理の将来
話題
人工知能の活用
中野 一司
1
,
丸山 征郎
2
Kazushi NAKANO
1
,
Ikuro MARUYAMA
2
1鹿児島大学医学部附属病院検査部
2鹿児島大学医学部臨床検査医学
キーワード:
人工知能
,
エキスパートシステム
,
コンピュータネットワーク
Keyword:
人工知能
,
エキスパートシステム
,
コンピュータネットワーク
pp.680-684
発行日 1998年6月15日
Published Date 1998/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542903759
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
1.はじめに
人工知能(artificial intelligence;AI)という言葉は,1956年のダートマス会議でマッカーシーらにより初めて提唱された.そして,1970年代になり,米国スタンフォード大学で感染症の診断支援システムMYCINが開発された.MYCINのように,専門家(エキスパート:MYCINの場合,医師)が行う知的な仕事を人工知能で代用しようとするシステムを,エキスパートシステムと呼んでいる.
MYCINの登場以来,人工知能やエキスパートシステムは一世を風靡したが,実用化には至らなかった.その理由として,それまでの人工知能やエキスパートシステムの開発の歴史があまりにも研究的側面に偏りすぎていた点が挙げられる.すなわち,人工知能とは"人間の知的な機能を機械(コンピュータ)上に実現すること"と定義されるが,この目標達成のために精力的な研究が行われてきた.また,実用性の面ではコストパフォーマンス的に大きな問題があった.

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