Japanese
English
今月の主題 胃・十二指腸疾患と検査
話題
焼き魚・焼き肉の発癌性―その後の進展
長尾 美奈子
1
Minako NAGAO
1
1国立がんセンター研究所発がん研究部
キーワード:
ヘテロサイクリックアミン
,
HCA
,
大腸癌
,
APC遺伝子変異
Keyword:
ヘテロサイクリックアミン
,
HCA
,
大腸癌
,
APC遺伝子変異
pp.1184-1185
発行日 1994年10月15日
Published Date 1994/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542902140
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、1184ページから1185ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
1.はじめに
魚や肉を加熱すると,強い変異原物質,ヘテロサイクリックアミン(HCA)が生ずる.2-アミノ-1-メチル-6-フェニルイミダゾ〔4,5-b〕ピリジン(PhIP)および2-アミノ-3,8-ジメチル〔4,5-f〕キノキサリン(MeIQx)をはじめ,19種の化合物が変異原物質として,単離構造決定されている.これらのうち,ラット,ハムスター,マウスおよびサルを用いて発癌性テストをした10種類の化合物はすべて腫瘍を誘発した.標的臓器は多様性に富んでおり,1つの化合物が複数の臓器に腫瘍を作り,かつ異なった動物種では異なった腫瘍が発生する.ヒトは毎日,これらHCAを摂取している(表1).ヒトの摂取量は,HCA単独では発癌に至らないと推定される.しかし,炎症などを含め,発癌がプロモーションされる状況下では(それはしばしば起こっているであろう),ヒトの種々の臓器の癌発生に関与している可能性が考えられる.これまで報告されている実験動物における大腸発癌物質は15を超えない.そのうち5化合物はHCAである.ここではHCA誘発大腸癌に焦点を絞って最近の進歩を紹介する.
Copyright © 1994, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

