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特集 医療機器管理の焦点
医療機器の安全性と事故対策
斎藤 正男
1
,
高田 寿士
1
1東京大学医学部医用電子研究施設
pp.570-574
発行日 1979年7月1日
Published Date 1979/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541206908
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- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
医療における最近の工学技術の進歩には,めざましいものがあり,数多くの医療電子機器が,診断・治療の場に導入されている.近代医療において,これらの医療機器の果たしている役割は,極めて大きいといえるであろう.したがって,このような医療機器は,患者ならびに医療従事者にとって安全であり,かつ信頼性の高いものでなくてはならない,このためには,まず機器の製造者側に,安全な機器を作る責任があり,また,使用者側には,その安全性を維持するために,機器を有効に管理していく責任がある.製造者に対しては,現在,日本ME学会の医用電気機器暫定安全基準1)を順守するように指導されている.そこで,本稿では,後者の使用者側の責任,すなわち医療機器の安全性,特に電気的安全性を維持するための保守管理のあり方について,述べてみたい.
医療に用いられる機器が,何らかの異常のために,正常に動作せず,好ましくない結果を生じた場合,これを事故と広く定義すれば,医療機器による事故では,次の二つが重要である.

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