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増大号特集 できる整形外科医になる! 臨床力UP,整形外科診療のコツとエッセンス
1章 診断
スペシャリストからのメッセージ
「攻め」と「守り」の脊椎外科診療
鳥畠 康充
1
Yasumitsu TORIBATAKE
1
1厚生連高岡病院整形外科
1Department of Orthopedic Surgery, JA Takaoka Hospital
pp.518-520
発行日 2023年5月25日
Published Date 2023/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408202633
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はじめに
いきなり私事で恐縮であるが,23歳のとき,スキー事故によって第12胸椎破裂骨折と脊髄不全損傷を受傷し,これを契機に進路を心臓外科医から脊椎外科医に変更した.整形外科医の先生方が相当にかっこよかったためである.しかし最大の理由は,この事故があったからこそ今の自分があるのだと将来思いたい,そうすればこの不幸な事故に多少なりとも意味づけができる,という自分勝手なものだった.
38年後の自分は,アイデアがほとばしり最先端を走る脊椎外科医になっていないが,当時の決断は正しかったと思っている.平均的脊椎外科医であるがゆえに若い先生方に伝えることができる率直な思いを述べてみたい.

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