Japanese
English
今月の主題 内科医がよく遭遇する血管疾患
静脈疾患
上大静脈症候群・下大静脈閉塞症
島田 俊夫
1
,
吉富 裕之
1
,
清水 優美
1
1島根医科大学第4内科
pp.884-888
発行日 1998年5月10日
Published Date 1998/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402906810
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ポイント
●上大静脈症候群・下大静脈閉塞症はそれぞれ特徴的な臨床症状を呈するため,その診断は容易である.
●原則的には悪性腫瘍および血栓形成が原因となることが多い.
●大静脈の閉塞部位に依存して関連臓器にうっ血を起こす.上大静脈症候群では顔面,胸部,頸部,頭部の腫脹をきたす.下大静脈閉塞症では下肢,閉塞部以下の腹部臓器にうっ血をきたす.
●一般的には予後は不良であるが,原因が良性の場合は生命予後は良好である.
●基礎疾患のすばやい診断が不可欠である.悪性の場合は治療は対症療法とならざるをえない.

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