Japanese
English
増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第9集
微生物学的検査
細菌同定検査
髄液の微生物学的検査
大楠 清文
1
1東京医科大学微生物学分野
pp.514-517
発行日 2015年4月1日
Published Date 2015/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223368
- 有料閲覧
PPV購入案内
1,320円 (1,200円+税10%) こちらは、514ページから517ページの文献です。
PPV(ペイ・パー・ビュー)とは、論文(記事)単位で購入・閲覧ができるサービスです。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
購入には医書.jp本会員登録が必要です。
会員登録完了後に改めて上記「購入サイトへ」を選択してください。
または「購入サイトへ」選択後に「購入ログイン」、「新規会員登録」の順に進んでください。
会員登録について詳しくはをご確認ください。
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
検査の概要,異常を示す疾患・病態
髄液の微生物学的な検査は髄膜炎,脳炎,脳膿瘍などの中枢神経系感染症の診断と治療に必須である.髄膜炎は発熱,頭痛または意識障害,項部硬直を主徴とする緊急疾患であるため,迅速な起炎菌診断と抗菌薬治療の開始が重要である.臨床症状と診察所見から髄膜炎が疑われるときは頭部CTやMRI撮影で脳内占拠性病変がないことを確認し,髄液を採取して直ちに髄液検査を行い,可及的速やかに治療を開始する.細菌性髄膜炎を疑ったときの髄液穿刺から検査のフローチャートを図1に示した.さらに,日常検査における髄液の細菌学的な検査の具体的な手順1)を図2に示す.
髄液の塗抹および培養検査はその採取量(検査に用いる量)が多いほど,そして遠心分離を行った後に沈渣を用いると検出感度が高くなる.沈渣のグラム染色像と免疫学的な抗原検査の併用によって,1時間以内に起炎菌の推定が可能である.免疫学的な抗原検査として現在,市販されているPASTOREX MENINGITIS®(バイオ・ラッド ラボラトリー社)は,肺炎球菌,B群連鎖球菌(GBS),インフルエンザ菌b型(Hib),髄膜炎菌A,B,C,YおよびW135群,大腸菌(K1抗原陽性)を対象としており,抗菌薬先行投与後の培養陰性の場合にも有用性が高い.

Copyright © 2015, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

