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増刊号 これだけは知っておきたい検査のポイント 第9集
血液検査
血球検査
末梢血液像
佐藤 尚武
1
1順天堂東京江東高齢者医療センター臨床検査科
pp.59-63
発行日 2015年4月1日
Published Date 2015/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402223201
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検査の概要
末梢血液中に出現する血液細胞(血球)の形態を観察し,評価を行う検査である.まず末梢血の塗抹標本を作成し,これを染色して顕微鏡で観察する.染色は血液普通染色を行うが,必要に応じて特殊染色を追加する.血液普通染色は,現在は重染色が主流で,Wright-Giemsa染色かMay(-Grünwald)-Giemsa染色を行うが,迅速検査ではWright単染色が実施されることもある.
観察対象は赤血球,白血球および血小板であるが,きわめて稀に末梢血液中に出現した癌細胞など,非血液細胞が対象になることもある.評価対象は数量異常と形態異常であるが,数量異常については血球計数(血算)のほうが正確な情報を得られる場合が多いので,補助的検査という位置づけになる.

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