Japanese
English
今月の主題 脳卒中up-to-date
脳卒中の発生病理
脳血栓の成り立ち
緒方 絢
1
,
朔 義亮
1
1国立循環器病センター研究所
pp.2498-2499
発行日 1987年11月10日
Published Date 1987/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402221384
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- Abstract 文献概要
脳梗塞が起こった場合,いかなる局所循環障害によって梗塞巣がもたらされたかを解明する目的で種々の臨床検査法で検索が行われる.しかし梗塞を起こすにいたった循環障害がいかなるものであるかは全例において解明出来るものではない.結局は発症機序を解明するには,脳梗塞発症後急性期に死亡した臨床的に十分に検索された剖検例において,責任動脈を病理組織学的に検索する必要がある.脳梗塞発症後時間が経過した例については病巣が器質化してしまい,病変の発生機序を判定するのが困難である場合が多い.脳動脈の血栓性閉塞による脳梗塞例が急性期に死亡することは稀なので,脳梗塞発症後急性期に死亡し剖検された例の病理組織学的所見は貴重である.
脳梗塞にいたる脳局所循環障害は次の三者に大別されるので,それぞれについて述べる.
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