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特集 歩行と健康
歩行の保健指導—岐阜県本巣町における歩行指導の実際
新村 津代子
1
,
古沢 洋子
1
SINMURA・Tsuyoko
1
,
FURUSAWA・Yōko
1
1岐阜県本巣町役場
pp.92-95
発行日 1990年2月15日
Published Date 1990/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401902888
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■はじめに
田舎というと,農業などで体を使ってよく働くというイメージが強く,自然の中で歩くことも多いだろうと想像しがちである.しかし,アンケートを取ってみると実態はかなり違っていた.交通が不便なこともあり,マイカーの使用が多く,また,駐車場に困ることがないため,どこに行くにも車を使う.そのため,結果的には,1日に何歩も歩かない人が多くなっていた.また,その他の運動やスポーツを行っている人も少なかった.これらの結果は,現在増加している成人病との関連から考えると,栄養,休養,運動のまさに成人病対策の三本柱を中心とした指導の必要性を,改めて保健婦に自覚させるきっかけとなった.栄養や休養指導については比較的導入しやすく,実際の生活に密着した指導を行いやすいが,運動となると戸惑うことが多かった.町民が,容易にかつ継続的に行える運動として歩行習慣の指導を行うきっかけとなったアンケート結果と,具体的な歩行指導をここにまとめてみたので報告する.

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