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特集 行為への依存症―スマホ・ネット・ギャンブル
窃盗,買い物依存,性的問題に関する嗜癖行動に対する治療の現状と課題
大石 雅之
1
1医療法人社団祐和会大石クリニック
pp.467-471
発行日 2014年7月15日
Published Date 2014/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401103051
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はじめに
嗜癖の問題に対する医学的治療は,アルコール依存や薬物依存が主たるターゲットとされてきた.横浜に位置する当クリニックも例外ではなく,高度経済成長を支えた京浜工業地帯にあって,出稼ぎ労働者の一次的な居住地域(いわゆる,ドヤ街)を中心に,アルコール問題,薬物問題に対して医療活動を行ってきた.近年では,アルコール問題と薬物問題以外にも,窃盗行動,過剰な買い物行動,および性的問題行動を主訴とする者の来院が徐々に増えつつある.このような問題に対するわが国の医学的治療は,アルコール問題,および薬物問題と比較して,歴史が浅く,また知見も限られている.
そこで本稿では,窃盗行動,過剰な買い物行動,および性的問題行動といった嗜癖問題に対する医学的治療について,当クリニックの取り組みを踏まえて,その理解と対応について紹介する.

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