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特集 保存期CKD患者に対する慢性腎臓病透析予防指導管理料導入後の多職種介入の現状と課題
保存期CKD患者に対する慢性腎臓病透析予防指導管理料導入後の多職種介入の現状と課題—管理栄養士の立場から
土井 悦子
1
1国家公務員共済組合連合会虎の門病院
pp.24-28
発行日 2026年4月30日
Published Date 2026/4/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134473270280010024
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- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
I.緒言
わが国において慢性腎臓病(Chronic Kidney Disease:CKD)の治療を受けている者は約15万人という報告(厚生労働省,2023)があるが,未治療の患者も含めると,その数は約2,000万人(成人の5人に1人)に及ぶと推計される(日本腎臓学会,2024).いまや国民病とも称されるCKDに対して,早期診断と適切な治療に加え,多職種による教育的支援の重要性が明らかにされ,2024年度より「慢性腎臓病透析予防指導管理料」(以下,管理料)が診療報酬として新設された.その詳細は小坂ら(2025a/2025b)がすでに述べたとおりである.
CKD診療に管理栄養士が介入することが推奨され(日本腎臓学会,2023),チーム医療に管理栄養士が参画することは,それ以外の職種(看護師,薬剤師,臨床検査技師,ソーシャルワーカー等)よりも,腎代替療法の導入や死亡のリスクを低減させることが示されているが(須田ら,2015),具体的な管理栄養士による支援内容や効果の高い標準化された介入方法等は明らかにされていない.本稿では,筆者の所属施設における取り組みや,腎臓病療養指導士のネットワークを通して知り得た現状と課題を踏まえ,CKD重症化予防を目指す多職種チームへの持続可能な管理栄養士の参画の在り方を考えたい.
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