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特集 アルコール依存症とその看護 私たちが大事にしている関わりと考え@井之頭病院
退院後の生活を支える「アルコール・デイケア」
小平 勝久
1
1井之頭病院・アルコールデイケア
pp.314-317
発行日 2026年7月15日
Published Date 2026/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134327610290040314
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退院後の断酒継続の難しさ
アルコール依存症は否認の病であり、3か月の入院期間だけでは病識が乏しく、治療意欲も高くないケースがよく見られる。加えて当事者は心理的・身体的・経済的問題を抱えている(表)。治療が進み、認知機能が回復すればするほど、こうした困難な状況が鮮明化し、その結果再びお酒を手にとってしまう。
アルコール依存症の患者は表で示したような問題を一つではなく複数抱え悪循環に陥っている方がほとんどである。回復を目指している方を退院後も支援するため、当院では2012年からアルコール・デイケア(ALDC、以下デイケア)を平日は毎日開所している。通所期間は通常1年とし、地域移行の準備ができていない方は相談に応じて対応している。現在の登録者は101名で、1日平均利用者は35〜50名となっている。

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