Japanese
English
増刊号 訪問作業療法
第4章 制度・経営・事業展開
3 訪問看護ステーションでの訪問作業療法事業展開と経営への影響
寺本 千秋
1
Kazuaki Teramoto
1
1紀州リハビリケア訪問看護ステーション
pp.872-877
発行日 2026年7月20日
Published Date 2026/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091513540600080872
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はじめに
訪問看護ステーション(以下,訪看St)は,介護保険法に基づき,診療報酬および介護報酬を算定する指定事業者である.すべての介護サービス事業者は,法の目的を深く理解し,厳格な時間管理と高い専門性に基づいた適正な運営が求められる.制度設計上,過大な利益を追求するモデルではないことを前提とした事業運営が不可欠である.また,訪看Stからのリハビリテーション専門職によるサービス提供(以下,訪問看護Ⅰ5)は,在宅療養者にとってきわめて重要な資源である.しかし,提供される「作業療法」の内容自体は共通していても,訪問リハビリテーション事業所と訪看Stでは,制度上の対象疾患(介護度,重症度,疾患名等)や位置づけが異なる点に注意が必要である.本稿では,訪看Stにおけるリハビリテーション専門職の制度的立ち位置を整理し,作業療法士の専門性を最大限に活かしつつ,健全な事業運営を展開するための視点を解説する.

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