潮流
6年度決算は230億円の黒字に
全国総合健康保険組合協議会が総会
pp.33
発行日 2025年10月11日
Published Date 2025/10/11
DOI https://doi.org/10.57527/JUNPO2978011
- 有料閲覧
- 文献概要
全国総合健康保険組合協議会(鈴木一行会長)は9月24日、都内で定例総会を開き、令和6年度事業報告や収支決算等を承認した。会員組合の令和6年度決算状況は、保険料収入の伸びなどによって経常収支差引額は230億円の黒字となった。 冒頭挨拶で鈴木会長は、会員組合の令和6年度決算状況について「収入面では多くの業種で賃上げが行われたが、平均標準報酬月額は期待ほど伸びずに前年度比1・98%増にとどまった。一方、被保険者数は約12万人増え、平均標準賞与額は3・02%増となった。加えて27組合が保険料率を引き上げたこともあり、保険料収入は5・61%増だった。他方、支出面では後期高齢者支援金が5・13%増など高齢者医療制度への支援金・納付金は依然として増大を続けているが、保険給付費比はコロナ禍前の自然増程度の2・00%にとどまり、ほぼ収入に見合う支出総額となった」と説明した。
Copyright © 2025 Syakaihokennkennkyuujo All Rights Reserved.