動向
厚労省予算は過去最大34兆2904億円に 社会保障費は圧縮―令和7年度政府予算案を閣議決定―
pp.22-26
発行日 2025年1月21日
Published Date 2025/1/21
DOI https://doi.org/10.57527/JUNPO2952005
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政府は昨年12月27日、令和7年度予算案を閣議決定した。厚労省分は34兆2904億円で過去最大を更新した。大部分を占める社会保障関係費は33兆9723億円で対前年度比1・4%増。政府全体の一般歳出(68兆2452億円)に対し、こども家庭庁所管分など厚労省以外を含めた社会保障関係費は38兆2778億円で56%を占める。高齢化などに伴い増加する年金・医療・介護等の経費は例年、予算編成の基本方針により抑制が求められている。令和7年度予算案では、経済・物価動向に配慮しつつ、薬価改定や高額療養費制度の見直しにより、いわゆる自然増を1300億円圧縮した。
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