連載 今月の話題
「高血圧管理・治療ガイドライン2025」(JSH2025)の要点
渡邊 祐樹
1
,
田村 功一
1
1横浜市立大学医学部 循環器・腎臓・高血圧内科学
キーワード:
「高血圧管理・治療ガイドライン2025」(JSH2025)の要点
Keyword:
「高血圧管理・治療ガイドライン2025」(JSH2025)の要点
pp.592-594
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.50936/mp.43.04_036
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はじめに
JSH2025では,高血圧を「医療機関内で治す疾患」から「地域と家庭で継続的にマネジメントすべき慢性疾患」へと再定義された.診断法や閾値は踏襲しつつ,意思決定の軸足を家庭血圧へ移し,降圧目標を診察室<130/80mmHg,家庭血圧<125/75mmHgへ統一した点が最大の特徴である.薬物療法にはグループ分類(G1a/G1b/G2/G3)が導入され,ステップアップの判断が明確になった.さらに,アプリ・遠隔指導・尿Na/K比デバイスなどのデジタル技術を「行動変容の処方」として位置づけた点も本版の重要な進化である.本稿では,臨床現場での実装を意識し,薬物治療とデジタル介入の要点を整理する.

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