特集 心不全パンデミック時代の新しい診療知を求めて
総説 心不全パンデミックの現状と対策
2025年改訂版心不全診療ガイドラインでは何が変わったのか?
加藤 貴雄
1
1京都大学医学部附属病院先端医療研究開発機構・循環器内科
キーワード:
▶2025年改訂版心不全診療ガイドラインでは最新のエビデンスをもとに推奨をアップデートした.
,
▶心不全のステージ分類に応じて,ステージA(心不全リスク)に慢性腎臓病を加え,ステージB(前心不全)も含めた心不全予防の章を充実させた.
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▶現在の心不全診療を踏まえ,特別な病態・疾患,地域連携,医療の質などの新しい章を新設し,また併存症についても追加を行った.
Keyword:
▶2025年改訂版心不全診療ガイドラインでは最新のエビデンスをもとに推奨をアップデートした.
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▶心不全のステージ分類に応じて,ステージA(心不全リスク)に慢性腎臓病を加え,ステージB(前心不全)も含めた心不全予防の章を充実させた.
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▶現在の心不全診療を踏まえ,特別な病態・疾患,地域連携,医療の質などの新しい章を新設し,また併存症についても追加を行った.
pp.482-485
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.50936/mp.43.04_007
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「急性・慢性心不全診療ガイドライン」から「心不全診療ガイドライン」へと変更
心不全診療において,急性期からの切れ目のない治療が重要であり,急性期と慢性期の明確な区別が困難であることから,急性・慢性の言葉をガイドラインから外し,名称を「心不全診療ガイドライン」に変更した1).図表だけでもアウトラインがわかるように意識して作られている.病の軌跡についても,「治療により希望の見える」good scenarioのラインを追加した(総説「心不全の新しい分類とは何か?」図3参照).

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