症例検討会
HER2 equivocalであったが,抗HER2療法が奏効した1例
五味 直哉
1
,
伊藤 良則
2
,
笹野 公伸
3
,
小林 心
4
1がん研究会有明病院画像診断部
2がん研究会有明病院乳腺センター乳腺内科部長
3東北大学大学院医学系研究科病理病態学講座病理診断学分野教授/東北大学附属病院病理部部長
4がん研究会有明病院乳腺センター・乳腺内科医長
pp.5-14
発行日 2017年2月20日
Published Date 2017/2/20
DOI https://doi.org/10.34449/J0096.03.01_0005-0014
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「症例:67歳 女性」 1994年 右乳癌(DCIS)温存手術 2002年 右乳癌(異時同側多発乳癌,充実腺管癌)で右乳房切除 2009年 触診で右鎖骨上リンパ節を触知 家族歴:乳癌・卵巣癌なし 五味(司会):今回は,HER2 equivocalであったものの抗HER2療法が奏効した症例について検討を行います。主治医の小林先生,原発巣の手術から転移巣生検に至る臨床経過をご紹介ください。
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