増刊号 産婦人科医のための緊急対応サバイバルブック
Ⅰ. 緊急対応に備える
新生児の心肺蘇生法(NCPR)
柴田 優花
1
,
諫山 哲哉
1
1国立成育医療研究センター周産期・母性診療センター新生児科
キーワード:
neonatal cardio-pulmonary resuscitation
,
NCPR
,
人工呼吸
,
チームワーク
Keyword:
neonatal cardio-pulmonary resuscitation
,
NCPR
,
人工呼吸
,
チームワーク
pp.40-44
発行日 2024年4月20日
Published Date 2024/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409211193
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●赤ちゃんの10人に1人は出生時に何らかの蘇生処置を必要とするが,そのうち9割は初期処置(=ルーチンケア+体位保持+皮膚刺激)と適切な人工呼吸で救命できる.
●初期処置後も自発呼吸がみられない,あるいは心拍が100/分未満の場合には,生後60秒以内に人工呼吸を開始する.
●質の高い新生児蘇生を行うためには,よいチームワークと定期的なトレーニングが重要である.
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