トピックス
第71回日本臨床眼科学会
髙橋 綾
1
1東京歯科大学市川総合病院眼科
pp.24-25
発行日 2018年4月25日
Published Date 2018/4/25
DOI https://doi.org/10.34449/J0042.13.01_0024-0025
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これまでのドライアイ治療は点眼を中心とした対症療法が中心となっており,その他にマイボーム腺機能不全の治療や環境の整備,ライフスタイルへの介入などが有効とされる。ライフスタイルへの介入の1つにサプリメントの内服が挙げられるが,これまでにドライアイに対するサプリメントの栄養素としてラクトフェリン1)-3)やEPA/DHA4)5),乳酸菌(enterococcus faecium)WB2000株6)およびそれを含む複合サプリメント7)のドライアイへの効果が示唆されている。本研究は,前述のラクトフェリンや乳酸菌を初めとする,涙に着目した複合サプリメント(オプティエイド®DE)の効果を検討するものである。複合サプリメント内服による,眼科検査項目および眼自覚症状の変化に関して,プラセボ食品を対照として多施設共同研究で比較検討を行った。
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