特集 女性アスリート
エストロゲンと運動機能
相澤 勝治
1
1専修大学スポーツ研究所/専修大学文学部准教授
キーワード:
エストロゲン
,
パフォーマンス
,
月経異常
Keyword:
エストロゲン
,
パフォーマンス
,
月経異常
pp.17-23
発行日 2017年9月1日
Published Date 2017/9/1
DOI https://doi.org/10.34449/J0015.24.03_0017-0023
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エストロゲンは第二次性徴や月経周期の調節に働くだけでなく,女性アスリートのパフォーマンス発揮やコンディションに影響すると考えられている。女性アスリートの三主徴の1つである無月経は低エストロゲン状態を呈し,疲労骨折を招くリスクが高まる。それゆえ,月経周期の各時期や無月経などエストロゲン動態の違いは,パフォーマンス発揮や運動時の生理応答に影響する可能性がある。本稿では,エストロゲンが運動機能や生理応答に与える影響について概説する。「KEY WORDS」エストロゲン,パフォーマンス,月経異常
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