特集 ニューロステロイド
ニューロステロイドと気分障害
加賀谷 有行
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1医療法人せのがわKONUMA記念広島薬物依存・地域精神保健研究所 所長
キーワード:
うつ病
,
ニューロステロイド
,
デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)
,
エストロゲン
,
月経前不快気分障害
Keyword:
うつ病
,
ニューロステロイド
,
デヒドロエピアンドロステロン(DHEA)
,
エストロゲン
,
月経前不快気分障害
pp.51-56
発行日 2017年6月1日
Published Date 2017/6/1
DOI https://doi.org/10.34449/J0015.24.02_0051-0056
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うつ病をはじめとした気分障害の病因についてはいまだに不明な点が多い。そのようななかで,ニューロステロイドの関わりが指摘されており,精力的に研究もされている。本稿では,近年の気分障害の診断基準の変更を最初に概説し,続いてニューロステロイドとうつ病などとの関連について考察する。月経前不快気分障害におけるニューロステロイド研究が先駆となり,うつ病や双極性障害の病因の解明につながることを期待している。「KEY WORDS」うつ病,ニューロステロイド,デヒドロエピアンドロステロン(DHEA),エストロゲン,月経前不快気分障害
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