特集 てんかん 診断・治療・ケアのアップデート
第Ⅱ章 てんかんの診断と治療
病理診断
柿田 明美
1
1新潟大学脳研究所病理学分野 ChBRIシブリ
pp.76-81
発行日 2026年9月24日
Published Date 2026/9/24
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000002529
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Summary
■外科的摘出術の対象となる難治てんかん原性病巣には,大脳皮質形成異常(MCD),腫瘍性病変,瘢痕性病変,血管奇形など,病因論的に多彩な病理組織学的特徴が認められる.
■限局性皮質異形成(FCD)には皮質神経細胞の配列異常が認められる.異型細胞を伴う場合と伴わない場合があり,順に,type Ⅱ,type Ⅰと分類される.
■良性の神経上皮性腫瘍あるいは過誤腫性の病変がてんかん原性となる場合がある.
■内側側頭葉てんかん(mTLE)では,神経細胞脱落を特徴とする海馬硬化症(HS)が高頻度に認められる.

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