特集 日本が解き明かした病気―疾患概念の確立から現在まで―
Ⅱ.日本人が見つけた病気
高安動脈炎
谷内江 昭宏
1
1金沢大学
キーワード:
花冠状吻合
,
高安病
,
脈なし病
,
大動脈炎症候群
,
高安動脈炎
Keyword:
花冠状吻合
,
高安病
,
脈なし病
,
大動脈炎症候群
,
高安動脈炎
pp.812-816
発行日 2026年7月1日
Published Date 2026/7/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000002353
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SUMMARY
▷高安動脈炎は高安右人により,特徴的な眼底血管病変を示す疾患として報告された.
▷わが国を含むアジアや中近東での症例が多く,20歳前後の女性に発症する.
▷大動脈とその分岐の動脈の多発性狭窄病変を特徴とし,「脈なし病」とも称された.
▷動脈の狭窄病変は動脈壁全層の炎症により細胞浸潤と線維性肥厚を伴う.
▷何らかの遺伝要因を背景に感染やストレスなどを契機に発症することが示唆されている.
▷臨床症状,画像検査などにより早期診断を行い,早期治療介入を行うことが重要である.

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