特集 【決定版】小児の腎代替療法の現況
Ⅳ.様々な状況への対応
腎代替療法中の患者に対する救急対応
原田 涼子
1
,
濱崎 祐子
2
1東邦大学医療センター大森病院小児科
2同・医学部腎臓学講座
キーワード:
腹膜炎
,
菌血症
,
尿路感染症
,
サイトメガロウイルス
,
EBウイルス
Keyword:
腹膜炎
,
菌血症
,
尿路感染症
,
サイトメガロウイルス
,
EBウイルス
pp.703-707
発行日 2026年6月1日
Published Date 2026/6/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000002316
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SUMMARY
▷腎代替療法中の患者は腎不全状態にあること,特殊なデバイスが挿入されていることが一般の患者と大きく違う点である.
▷腎不全患者は細胞性・液性免疫の低下があること,腎移植後の患者は複数の免疫抑制薬を内服していることから通常罹患しないような感染症に対しても罹患しやすい状況にある.また,腹膜透析患者やカテーテルを使用した血液透析患者では,挿入されているデバイスを通して細菌が体内に侵入するリスクがあるため注意が必要である.
▷治療の際には,腎機能に応じた投与量の調節が必要な薬剤があるため,投与量の確認が重要である.

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