特集 小児の不眠―眠れない子ども・眠らない子どもへの対策―
Ⅲ.「眠らない」小中学生
子どもの睡眠の評価法
駒田 陽子
1
1東京科学大学リベラルアーツ研究教育院
キーワード:
睡眠ガイド
,
自覚的評価
,
朝型夜型
,
眠気
,
尺度
Keyword:
睡眠ガイド
,
自覚的評価
,
朝型夜型
,
眠気
,
尺度
pp.1299-1306
発行日 2025年10月1日
Published Date 2025/10/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001830
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SUMMARY
▷厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」こども版では,小学生は9~12時間,中学・高校生は8~10時間の睡眠時間を確保することを推奨している.
▷睡眠日誌,朝型夜型や日中の眠気を把握する質問紙,睡眠状態や睡眠習慣を評価する尺度などが開発されている.
▷子どもの場合は自覚症状に対する認識や言語表現が十分でないことに留意が必要であるが,自覚的評価は簡便に子どもの睡眠の問題をスクリーニングすることができる点で有用である.

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