特集 遺伝カウンセリングを学ぼう!
Ⅱ.様々な場面での遺伝カウンセリング
Down症候群2(出生前に診断または疑われた場合)
黄瀬 恵美子
1
1信州大学医学部附属病院遺伝子医療研究センター
キーワード:
Down症候群
,
出生前検査
,
遺伝カウンセリング
Keyword:
Down症候群
,
出生前検査
,
遺伝カウンセリング
pp.911-914
発行日 2025年8月1日
Published Date 2025/8/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001730
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SUMMARY
▷出生前にDown症候群と診断された場合,出生に至ることが可能かも含めて,児の健康状態が不確定なことも多く,状況がわかるごとに,必要な情報提供が継続的に求められる.
▷妊娠週数により両親は妊娠継続の方向性の迫られていることもあるため,思いに寄り添いつつも,児と両親の長期的に支援をしていく役割であることを示すことが大切である.
▷妊娠中の診断告知となるため,周産期のスタッフをはじめ,様々な診療科や多職種との連携を通じて支援を行う.

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