原著
オンライン医療相談から自治体に連携した82症例の検討~要保護・要支援児童,特定妊婦の把握と連携の実際~
白井 沙良子
1
,
田中 俊之
1
,
中村 早希
1
,
橋本 直也
1
,
重見 大介
1,2
,
鈴木 俊治
2
1株式会社Kids Public
2日本医科大学付属病院女性診療科・産科
キーワード:
要支援児童
,
特定妊婦
,
虐待
,
オンライン医療相談
Keyword:
要支援児童
,
特定妊婦
,
虐待
,
オンライン医療相談
pp.235-240
発行日 2025年2月1日
Published Date 2025/2/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000001451
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要旨
被虐待児のみならず,虐待予備軍としての要支援児童や特定妊婦も増加傾向だが,人手不足などから支援が十分に行き届いていない.当社が提供するオンライン医療相談を契機に,保護者のメンタルヘルス不調や育児不安の強さなどから要支援状態が発覚し,自治体に連携した82症例を紹介する.オンラインにおいても,小児科医は子どもの総合医として,産婦人科医や助産師とともにソーシャルサポートの一員となるべきである.
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