特集 データヘルスの活用—公衆衛生活動に生かす
職域におけるデータヘルスを活用した健康事業の取り組み事例
自治体と連携した協会けんぽの取り組み
六路 恵子
1
1全国健康保険協会本部
キーワード:
データヘルス
,
全国健康保険協会
,
連携
Keyword:
データヘルス
,
全国健康保険協会
,
連携
pp.29-35
発行日 2020年1月15日
Published Date 2020/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401209305
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【ポイント】
◆国民健康保険と全国健康保険協会(協会けんぽ)が保有する健診・医療データの共同分析によって,青壮年期から前期高齢者までのデータがそろい,地域の健康課題が明確になり,連携する目的を共有できる.
◆協会けんぽ加入者の健康リスクは地域間差と業種間差が大きい.社会環境の整備のために事業主や自治体との連携が欠かせない.
◆自治体との連携により,事業主が自主的に健康づくりに取り組む場合の選択肢が増え,加入者が特定健診・保健指導,重症化予防に参加しやすい体制をつくることができる.
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