特集 子どもの皮膚診療を極めるために
Ⅰ プライマリケアで重要な皮膚症状とその対応
外用薬と外用療法の基礎知識
大谷 道輝
1
1佐々木研究所
pp.11-17
発行日 2024年4月20日
Published Date 2024/4/20
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000000945
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
診療のポイント
■外用薬は剤形により透過性,効果およびアドヒアランスなどが異なるため,剤形の変更では経過観察が必要である.
■軟膏とクリームなど剤形が異なる混合は透過性に影響する.一般にクリームと軟膏の混合では,クリームの効果は減弱し,軟膏の効果は増強される.
■ステロイド外用薬と保湿剤などを併用する場合,皮膚の上で混合されるため,塗布順序は効果や副作用に影響しない.
Copyright © 2024, SHINDAN TO CHIRYO SHA,Inc. all rights reserved.