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特集 アトピー性皮膚炎の役立つ最新情報
総説
外用薬開発の歴史
Historical flow of development of topical agents
西岡 清
1
Kiyoshi Nishioka
1
1東京医科歯科大学
1Tokyo Medical and Dental University
キーワード:
外用薬
,
タール剤
,
ステロイド外用薬
,
免疫調整薬
,
ヤヌスキナーゼ阻害薬
,
外用遺伝子治療
Keyword:
外用薬
,
タール剤
,
ステロイド外用薬
,
免疫調整薬
,
ヤヌスキナーゼ阻害薬
,
外用遺伝子治療
pp.954-958
発行日 2023年11月1日
Published Date 2023/11/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000003539
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●外用薬は,中国の医書,メソポタミアの粘土板,エジプトのパピルスに記載があり,植物,鉱物,動物由来の物質が治療薬として利用された.
●中世に入り,錬金術の発展とともに外用薬主剤の精製が行われ,亜鉛,水銀,タール,サリチル酸などが利用された.
●ステロイド外用薬の導入は外用療法の歴史を大きく変えた.以後,免疫調整薬,ヤヌスキナーゼ阻害薬へと発展し,さらに,外用遺伝子治療へと発展しつつある.
(「ポイント」より)
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