特集 小児の治療方針
8 血液・腫瘍
貧 血
日髙 もえ
1
,
加藤 元博
1
1東京大学医学部附属病院小児科
pp.436-438
発行日 2023年4月15日
Published Date 2023/4/15
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000000274
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ヘモグロビン(Hb)低下のうち日常診療では鉄欠乏性貧血が最も多い.鉄欠乏性貧血は乳児期後期や思春期,また生後4~5か月の早産児に多くみられる.治療には食事療法や鉄剤治療が行われるが,鉄剤を数か月間内服しても貧血が改善しない場合や,鉄剤中止後しばらくすると再発する場合は,その原因検索を行う必要がある.
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