特集 子どもと家族への心のケア
Ⅱ.様々な領域における心のケア
遺伝カウンセリングの視点から考える,小児領域の心のケア
秋山 奈々
1
1東京大学医学部附属病院ゲノム診療部
キーワード:
先天性疾患
,
染色体異常症
,
遺伝性疾患
,
遺伝カウンセリング
,
本人への説明
Keyword:
先天性疾患
,
染色体異常症
,
遺伝性疾患
,
遺伝カウンセリング
,
本人への説明
pp.29-33
発行日 2023年1月1日
Published Date 2023/1/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000000007
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SUMMARY
▷出生する児の3~5%は何らかの疾患(先天性疾患・先天異常)をもって生まれる.
▷遺伝性疾患の診断を受けた本人やその家族には2つの「なぜ」が生じる.
▷児本人や家族がもつ力を信じ,ティーチャブル・モーメントを見逃さないようにする.
▷遺伝性疾患をもつ児や家族を支援する場の1つとして遺伝カウンセリングが存在する.
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