特集 産婦人科医半年―習得したいこと,伝えたいこと【産科編】
【Ⅰ.ベーシック編】
7.帝王切開術
山口 宗影
1
,
近藤 英治
1
1熊本大学生命科学研究部産科婦人科学
キーワード:
帝王切開術
,
合併症予防
,
手術教育
Keyword:
帝王切開術
,
合併症予防
,
手術教育
pp.1104-1109
発行日 2026年10月1日
Published Date 2026/10/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000001849
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要旨
帝王切開術は産婦人科医が必ず習得すべき基本手技である.しかし,術式には施設間差が存在し,標準化が求められている.本稿では,代表的な合併症(膀胱損傷,子宮切開部延長や子宮動脈損傷,胎盤剝離後の出血,術後瘢痕関連病態)を整理し,これらを回避するための基本手技について解説する.特に,膀胱の展開,子宮切開,児娩出操作,止血戦略,縫合法が重要である.各操作の意図と合併症との関連を理解することが,安全で再現性の高い手術手技の習得につながる.

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