特集 再発・転移をきたした婦人科がんの治療―標準治療を超えた挑戦―
ねらい
宮城 悦子
1
1横浜市立大学医学部産婦人科学教室
pp.1205-1205
発行日 2024年11月1日
Published Date 2024/11/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000000921
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臨床現場での婦人科がんの初回治療の目まぐるしい変化に伴い,自ずと以前は治癒の可能性や全生存期間の延長さえ困難であった再発・転移をきたした婦人科がんの治療も変わりつつあります.最新のガイドラインや成書に記載されている再発・転移がんに対しての標準治療は,あっという間に過去のものとなりつつあり,今日多くの進行婦人科がんを取り扱う施設では,標準治療の概念を超えた治療に挑戦する状況となっています.そのように再発・転移病巣の制御が可能になれば,いわゆるbest supportive careの概念さえ覆る状況に至っている分野もあるため,本特集を企画しました.
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